分類

    サインイン | IT用語辞典

    サインイン 【 sign-in 】

    サインインとは?
    サインインとは、システムに自分の身元を示す情報を入力して、接続や利用開始を申請することを意味している。システムの保管している身元情報に一致した場合、あらかじめ決められた権限に基づいてそのシステムを利用することが可能となる。

    サインインのあれこれ!

    サインインが必要なシステムにおいては、利用開始前には資格情報を入力する画面のみが表示され、システム自体の操作や利用はできないような仕組みになっている。利用者はあらかじめ登録したユーザー名(ID/アカウント名)やパスワードなどの認証に必要な情報を入力すると、サインインが実行される。そして、自らの資格で使用が可能となる。

    システム自体の起動や開始、あるいは事前のユーザー登録(アカウント申請)とは独立した概念となる。その一方、サインインして使用していたシステムから接続を切ったり使用を終了する操作を「サインアウト」(sign-out)と呼ぶ。一定時間操作が行われないと自動的にサインアウトするよう設定されているシステムが多くあり、いつも必ず明示的にサインアウト操作が行われるとは限らない。

    近年では、伝統的なパスワードや暗証番号などによる本人確認の他にも、指紋照合などの生体認証、USBトークンの差し込みなど持ち物による認証、外部のネットサービスへの身元照会(ID連携)など多様な手段が選択されるようになっている。

    サインインは「ログイン」(login)あるいは「ログオン」(logon)と同義ではあるが、これらが古くから使われているのに対し比較的最近になって普及した用語となる。特にネットサービス、Webサービス、スマートフォンアプリなどでサインインという表現が好まれることが多くある。

    「サインイン 」の関連用語

    〇サインアウト(sign-out)
    サインアウトとは、自分の身元情報に基づいて利用していたシステムに、通信の切断や利用終了を申請することを意味している。逆に、コンピュータに自分の身元を示す情報を入力し、接続や利用開始を申請することを「サインイン」(sign-in)と呼ぶ。
     

    サインアウト後の操作画面には再びユーザー名やパスワードなどの資格情報の入力を促すサインイン画面が表示されることが多くあり、これらを入力してサインインを申請すれば、再度利用を開始することが可能となる。一定時間操作が行われないと自動的にサインアウトさせされるシステムやサービスなども存在している。

    「ログオフ」(logoff)、あるいは「ログアウト」(logout)と同義ではあるが、より最近になって普及した用語であり、特にネットサービスやスマートフォンアプリなどで好まれる表現である。


     

    「サインイン 」の例文

    1. すでにサイトの会員であればサインインをします。
    2. しばらく使っていなかったサイトにサインインした。