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    SSID | IT用語辞典

    SSID 【 Service Set Identifier 】

    SSIDとは?

    SSID(service set identifier)とは、WiFi(無線LAN)におけるアクセスポイントの識別名のことです。アクセスポイントが複数あると、信号が混雑してしまいます。また、どのアクセスポイントに接続するかを指定する必要があります。そういったことを避けるために付けられる名前がSSIDであります。SSIDは最大32文字までの英数字を任意に設定することが出来ます。

    現在ではESSIDの意味でSSIDという言葉を使う場合が多くなっています。

    SSIDのあれこれ

    SSIDは、「無線LANの親機になれるものすべて」が所有しているものです。無線LANルーターはもちろんのこと、カフェやコンビニなどの公衆アクセスポイント、個人が所有するモバイルルーター(ポケットWiFiなど)、スマートフォンのテザリング機能など、さまざま機器にSSIDが設定されているのです。
    SSIDには機器名が表示される場合もあります。その他にも、乱数のような文字列になっているもの、一定のルールによって自動的に名前が割り振られているものなどさまざまです。また、機器によっては自分でSSIDの名称を設定変更することも可能になっています。

    「SSID」の関連用語

    ○BSSID (Basic Service Set Identifier)
    無線LAN(Wi-Fi)にある、無線アクセスポイント(AP)および無線ネットワークの識別子の一つであり、48ビットの値のことです。通常はアクセスポイントのMACアドレスをそのまま使っています。

    ○無線LANルーター(wireless LAN route)
    無線LAN(Wi-Fi)アクセスポイントの機能を内蔵したブロードバンドルータ製品のことです。

    ○ESSID(Extended Service Set Identifier)
    無線LAN(Wi-Fi)における無線アクセスポイント(AP/親機)、および無線ネットワークの識別名のことです。32文字(バイト)までの英数字で構成されており、ネットワーク管理者が任意に設定することができます。複数のAPが同じESSIDを名乗り、同一のネットワークを構成することもできます。

    「SSID」の例文

    SSIDを使った例文は以下のようになります。


    〈例文〉
    各アクセスポイントはサービスセット識別子(SSID)を提供しています。そして、SSIDはアクセスポイントの場所を表す符号化された値を含みます。