クエリ(query)とは、データベースからデータを検索したり、置換や削除などの操作をしたりするための命令のことである。
データベースでクエリを記述する言語は、一般的に「問合せ言語」と呼ばれる。
データベースだけでなく、検索エンジンを利用する際に入力される言葉を「検索クエリ」と呼ぶ。
問い合わせ言語の代表的なものには、SQL(Structured Query Language)やXMLデータベースで使用されているXQueryなどがある。
問い合わせ言語を記述することで、データベースにクエリ(命令)を送り、適切な処置(データの取得・更新・削除・追加など)が効率的にできる。
業界標準とされ、様々なデータベース管理システム(DBMS:Databese Management System)で利用されているのがSQLである。
そのため、SQL文と呼ばれる構文を習得することは、データベース管理者にとって必須のスキルと考えられる。
「検索クエリ」は、ユーザーが検索エンジンを使って検索窓に入力した語句を意味する。
ウェブサイトのSEO対策では、検索エンジンの検索結果リストの上位に自分の運営するサイトを表示させるために様々な工夫を行う。
その一つが「検索クエリ」の分析による、ユーザーのニーズ(何を知りたいか)の適切な把握である。
「検索クエリ」を分析することで、自分のサイトにどのような検索語でユーザーが流入しているかを調べることができる。
そこからユーザーのニーズをつかみ、それに適合するようサイトコンテンツを改善していくことで、ウェブサイトの円滑な運営につながるのである。