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    DATファイル | IT用語辞典

    DATファイル

    DATファイルとは?
    DATファイルとは、ファイル名の拡張子に「.dat」を持つファイル形式のことである。“dat” は「データ」(data)の略号であり、プログラムなどではなくデータを保存していることを示している。

    DATファイルのあれこれ!

    ソフトウェアの開発者が独自に考案したファイル形式に採用されることが多い拡張子であり、標準的・汎用的な形式ではなく、そのソフトウェアが内部的に利用するためだけに用いられることが多くある。

    他のソフトウェアとのデータの交換や変換などは意図しておらず、拡張子が同じ「.dat」でもソフトウェアによって形式や内容はまったく違うものとなっている。仕様が公開されておらず他のソフトウェアでは開くことできない形式も多い。

    「DATファイル」の関連用語

    ○winmail.dat

    米マイクロソフト(Microsoft)社のOutlook(アウトルック)というソフトウェアで電子メールを送信する場合、本文をリッチテキスト形式で作成すると、他のメールソフトウェアで受信した際に本文が表示されず、代わりに「winmail.dat」というファイルが添付されている。

    Outlookで受信するとリッチテキスト形式のメッセージがそのまま表示されるようになるが、この機能に対応していないメールソフトではこのような現象が起きるのである。この機能に対応していない同社の他のメールソフトではwinmail.datの存在は無視されて何も表示されない。

    ○DAT(Digital Audio Tape)
    DATとは、デジタル方式で記録を行う、音声記録用の磁気テープカセットの規格の一つである。
    DATカートリッジは縦54mm×横73mm×厚さ10.5mmのプラスチック製で、アナログ方式のオーディオカセットと同じように磁性体を塗布した薄いテープを2本の軸に巻きつけた構造になっている。一方の軸からテープを繰り出し、もう一方が巻き取ることで表面の特定の箇所を筐体側面の開口部に露出させ、機器内部の磁気ヘッドを近づけて書き込みや読み出しを行うことができる。テープの長さによって記録時間が異なり、標準モードで15分から180分までのカートリッジがある。

    「DATファイル」の例文

    1. DATファイルには様々な種類があり、それぞれ開く方法、開くために必要なソフトも違ってきます。そのため、まずはそのDATファイルが何のファイルであるのかを確認する必要があります。
    2. DATファイルはWindowsのレジストリファイルである可能性もあります。