分類

    オーバーヘッド | IT用語辞典

    オーバーヘッド 【 overhead 】

    オーバーヘッドとは?
    オーバーヘッドとは、間接費(の)、諸経費(の)、頭上(の)、天井などの意味を持つ英単語のことである。

    オーバーヘッドのあれこれ!
    ITの分野においては、コンピュータで何らかの処理を行う際に、その処理を行うために必要となる付加的、間接的な処理や手続きのことや、そのために機器やシステムへかかる負荷、余分に費やされる処理時間などのことをオーバーヘッドということが多くある。通信の分野でも、送りたいデータや信号そのものとは別に付加的に必要となる制御用のデータなどのことや、それを処理、伝送するために余計にかかる負荷や時間のことをオーバーヘッドという。

    「オーバーヘッド」の関連用語

    ○iSCSI(アイスカジー)
    iSCSIとは、コンピュータ本体とストレージ(外部記憶装置)の通信に用いられるSCSIコマンドを、IPネットワーク経由で送受信する通信規約(プロトコル)のことである。TCP/IPベースのコンピュータネットワークにストレージ装置を直に接続することができるようになる。

    ○仮装CPU(virtual CPU)
    仮装CPUとは、仮想化されたコンピュータ上で動作するOSやアプリケーションソフトなどから見て、コンピュータのCPU(中央処理装置)として振る舞うものを意味している。

    「オーバーヘッド」の例文

    1. NetAppは、完全なシャットダウンとクラスタ・メンテナンスのオーバーヘッドが必要となる。
    2. コントロールレイヤーとライブラリ依存性のオーバーヘッドを減少させる。