サプライヤーとは?
サプライヤーとは、仕入先、供給元、納品業者などの意味を持つ英単語である。業務や事業、商品に必要な機材や資材、部品、原材料、サービスなどの売り手のことを意味している。
サプライヤーのあれこれ!
例えば、小売業者にとっては卸やメーカー、生産者などがサプライヤーとなる。工業製品メーカーにとっては部材メーカーや原材料メーカー、製造機械メーカーなど(また、それらを扱う商社や販売代理店、輸入代理店など)がサプライヤーとなる。旅行代理店が宿泊施設や飲食店、交通機関などをサプライヤーと呼ぶこともある。
分野や業種によっては、製品の開発や製造に必要な部品や原材料などを供給する事業者をサプライヤー、最終製品(完成品)や、製品を組み合わせて構築したシステムなどの販売事業者を「ベンダー」(vendor)と呼んで区別することがある。IT関連では、情報システムやシステム開発に関連する分野でそのような用例がよくある。
一方、サプライヤー側から見た買い手のことは「バイヤー」(buyer)という。メーカーなどにとっては卸や代理店、小売といった流通事業者を指す場合が多く、最終的に商品を購入する顧客などのことは「カスタマー」「コンシューマー」(個人消費者の場合)などと呼んで区別する。
○ベンダ(vender)
ベンダとは、売る人、売り手、売り主、販売者、販売店などの意味を持つ英単語である。製品やサービスを利用者に販売する事業者のことを意味している。IT分野では販売する製品の種類などを冠して「ハードウェアベンダ」「OSベンダ」「システムベンダ」のように「○○ベンダ」という造語を形成することが多い。