分類

    OLE | IT用語辞典

    OLE 【 Object Linking and Embedding 】

    OLEとは?
    OLEとは、Windowsの機能・仕様の一つのことである。複数のソフトウェアが連携したり、データを共有したりするための仕組みのことを指している。

    OLEのあれこれ!

    あるアプリケーションソフトで作成・編集している文書中に別のソフトウェアで作成したデータを埋め込んだり、そのソフトウェアの機能を呼び出してその場で編集することができる特徴がある。これにより、例えばワープロソフトの文書中に表計算ソフトで作成した表を貼り付け、ワープロソフト側で表を編集することができる。

    OLEから派生した技術・仕様として、ソフトウェアの機能を部品化して様々なソフトウェアから利用できるようにする方法の標準を定めたCOM(Component Object Model)や、OLEの仕組みをインターネットなど通信ネットワークを通じて利用できるようにしたActiveXなどがある。

    「OLE」の関連用語

    ○VBA(Visual Basic for Applications)
    VBAとは、Microsoft Officeに含まれるアプリケーションソフトの拡張機能のことである。利用者が簡易なプログラムを記述して実行することで、複雑な処理の自動化などを行なうことができるものを指す。また、そのために用意されたプログラミング言語である。

    「OLE」の例文

    1. テーブルでOLEオブジェクとに設定して、フォーム上で画像を挿入した。
    2. OLEとして挿入した場合、挿入したオブジェクトを画面に表示、編集、印刷するための機能(プログラム)が一緒に埋め込まれます。