分類

    ファシリティ | IT用語辞典

    ファシリティ 【 facility 】

    ファシリティとは?
    ファシリティとは、施設、設備、便宜、融通、便利さ、などの意味を持つ英単語である。外来語としては施設、設備、建物といった意味で使われる。その他に、そうした固定的な物的資産を総称する用語として用いられることが多くある。

    ファシリティマネジメント(facility management)

    企業などが業務に用いる不動産(土地・建物)や設備を、より少ないコストでより有効に活用するための管理手法をファシリティマネジメントという。

    管理・修繕を中心とする従来のいわゆる施設管理を含む、より包括的な概念で、経営的な視点から施設・設備の全体最適を追求する継続的な業務の総体を意味している。必要な施設・設備の構想や選定、調達方法(購入・建設か、賃貸・レンタル・リースか)の選択、維持・運用、より適した形への変革(移転や統廃合、新設など)などの業務や事業が含まれる。

    「ファシリティ」の関連用語

    ○PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Act cycle)
    業務プロセスなどを管理・改善する手法の一つである。計画(Plan)→実行(Do)→評価(Check)→改善(Act)という4段階の活動を繰り返し行なうことで、継続的にプロセスを改善・最適化していく手法である。

    「ファシリティ」の例文

    1. ファシリティマネジメントシステムには、管理システムが一括で盛りこまれている。
    2. ファシリティマネジャーとは、企業や団体などの組織が保有または管理する全ての施設および環境(ファシリティ)について、経営戦略視点から企画、運用、維持、管理、活用を行う職種のことである。