絶対パスとは?
絶対パスとは、ファイルなどの所在を書き表すパス(path)の表記法の一つである。階層構造の頂点(最上位階層)からの位置関係を記述する方式のことを指す。
絶対パスのあれこれ!
現在位置とは無関係に、ドライブやシステムの最上位ディレクトリ(ルートディレクトリ、ルートフォルダ)から目的のディレクトリ(フォルダ)やファイルまでの道筋を省略なくすべて記述する方法で、途中にあるディレクトリを区切り記号で繋いで並べている。
UNIX系OSでは頂点はルートディレクトリ(「/」で表される)で、「/」(スラッシュ)を区切り記号として「/usr/bin/sh」のように途中にあるディレクトリを順に示す。WebサイトやFTPサーバなどネット上の資源を記述する際も(サーバがWindows等でも)この形式が使われている。
一方、システムが現在操作対象としているカレントディレクトリ(カレントフォルダ)を起点に、相対的な位置関係を記述する方式は「相対パス」(relative path)という。
○相対パス(relative path)
相対パスとは、ファイルなどの所在を書き表すパス(path)の表記法の一つで、現在位置からの相対的な位置関係を記述する方式のことである。起点となる位置から目的の位置までの道筋にある要素を順に並べて記述している。