分類

    ボンディング | IT用語辞典

    ボンディング 【 bonding 】

    ボンディングとは?
    ボンディングとは、結合、接着、接合などの意味を持つ英単語である。複数のものを結び付けたり対応付けたり一体化することを指している。

    ボンディングのあれこれ!
    ○NICボンディング
    ネットワークの分野において、コンピュータに装着された複数のネットワークアダプタ(NIC)を束ねて一つのアダプタとして運用し、負荷分散や帯域向上、耐障害性の向上を図る技術のことを「チャネルボンディング」(channel bonding)あるいは単にボンディングという。「チーミング」(teaming)とも呼ばれる。

    ○ICチップのボンディング
    半導体の分野においは、ICチップの本体(ダイ)とICパッケージの端子を接続することをボンディングという。微細な金属線でつなぐ「ワイヤボンディング」(wire bonding)や、ダイの下面に金属突起を並べ、パッケージ上面に密着させる「フリップチップボンディング」(flip chip bonding)などの手法がある。

    「ボンディング」の関連用語

    ○スループット
    スループットとは、機器や通信路などの性能を表す特性の一つであり、単位時間あたりに処理できる量のことである。ITの分野では、コンピュータシステムが単位時間に実行できる処理の件数や、通信回線の単位時間あたりの実効伝送量などを意味することが多い。

    「ボンディング」の例文

    1. Linuxでは、ボンディング(bonding)を使うことでNICの冗長化、負荷分散ができます。
    2. ボンディングは,LinuxのBonding Moduleを使ってネットワーク帯域を増強するときに使われます。